こんにちは、34歳未婚のかげこです。
あなたは「シングルハラスメント」という言葉を知っていますか?
独身者に対して、「独身=人間的に問題がある人のような言動」や「独身であることを傷つけるような言動」をすることです。
こういうことは、独身者にとって、日常的にあります。
この記事は、こんな人に向けて書いています。
■独身の女性に対して婚活状況を聞くこと、独身いじりを日常的にしている人
■「オレが言ってる相手は独身いじりに対して笑顔で返してくるし、むしろいじられて本人が喜んでいると思う」と勘違いをしている人
独身女性が「シングルハラスメント」(独身いじり)をしてくる男性をどういう風に見ているか、一度目を通していただきたいと思います。
一部の既婚男性がなぜ執拗に「独身女性の結婚について言及してくるのか」私なりに考えてみました。
ここから先は、かげこの偏った見解が繰り広げられているので、それでも読んでみたいと思う人だけどうぞ。
■目次
シングルハラスメントをしてくる既婚男性を分析してみた。
独身いじりをコミュニュケーションだと勘違いしている
私が元働いていた会社には2種類の男性がいました。
「シングルハラスメントをする人」と「シングルハラスメントをしない人」です。
後者の人の中には、私が適齢期をとうに過ぎて、笑いにすらできないと思っていたのかもしれません。
この記事では、こっちが話題をふったわけじゃないのに、私が独身であることや、私自身の年齢のことを挨拶のように触れてくる人を「シングルハラスメントをしてくる人」とします。
私はそういう人たちの中に共通点があることを発見しました。
それは「見ている世界の狭さ」です。
少なくとも私には、その人の行動範囲や見ている世界が狭いように思えました。
『シングルハラスメントをしてくる人の共通点』
・奥さんと子供がいて、まあまあ幸せそう。
・奥さんと子供と仕事がその人の世界をほぼ占めている。
・自分の趣味があまりなく、週末は奥さんに付き合って買い物。
・飲み会の出欠も「嫁に聞かないとわからない」と言う。
・おこづかい制。
・その人自身の趣味とか今までの歴史を聞いても、ほとんど何も出てこない。
まるで金太郎飴のようにタイプが似ていました。
独身いじりが最大の話題の柱、なのだと推測されます。
単に無神経なだけ
しかし、さきほどの共通点がある人が必ずしも独身いじりをしてくるか、というと、もちろんそうではないです。
お子さんがいる人で、時間やお金に自由な人なんてそんなにいないと思います。
だからその中でも、無神経な人なのでしょう。100歩譲って「無邪気」と置き換えてあげてもいいですが。
無意識にマウンティングをしてストレス発散している
その人の得た絵に書いたような人生を、私は否定しません。
私が欲しくても手に入れられなかったものだからです。
でも、絵に書いたようにみえる人生でも、その人なりに収入や学歴、会社や家での立場になにがしかのコンプレックスを抱えていて、未婚女性を相手に、無意識にマウンティングしているようにも感じました。
「結婚しろと言われるうちが花だよ」と言ってくるのも共通で、言ってあげている感を漂わせてきます。
あっちいけ。
想像力がない
恋愛って、得意不得意があると思っています。
結婚できない人に「結婚すれば?」というのは、足が不自由で歩けない人に「なんで歩かないのー。楽しいのに」
と言っているようにも。(もっといい例えが思いつけばいいのですが)
誰しも、得意なこと、不得意なことがあって、恋愛が不得意な人もいるのです。
100人いれば100通りの事情があって、結婚していないのです。
トントンと結婚できた人には、決してわからない世界があるのです。
なので、そういう想像力があまりないのだと思います。
プチゴシップを楽しんでいる
会う度に婚活状況を興味津々に聞いてくる人がいます。
結婚して、子供が大きくなって、そういう色恋沙汰から遠のいている人にとっては、ぷちゴシップが面白いのかもしれません。
もっとご自身の人生を一生懸命楽しんでくださいませ。
もしかしたら本当に応援してくれている!?
「なんで結婚できないか」を一緒に考えてくれようとするのは、本当に応援してくれているからなのでしょうか?
「なんで結婚しないの?」「理想が高いの?それとも他になにか問題があるの?」という質問を本人にしてくる人がいます。
「ほんと、すごいな」と思っていましたが、本当の気遣いだったらごめんなさい。
ものすごい有益なアドバイスをいただけるなら、独身いじりは歓迎なのですが。
その場の一時的な話題づくりで終わるのがほとんどです。
最後に
自分より下に見ていた女性から、こんな風に思われていたと思うと心外ですよね。
あなたに悪意がないことを、女性はわかり過ぎるほどわかっているので、笑顔で聞いているのです。
しかし、あなたは天気の話題のついででも、言われる方の女性にとっては周りからも同じことを言われているので、うんざりしているかもしれません。
他人の生き方や価値観に、野球の話や世間話のついでに踏み込むのはやめましょう。
独身女の本音でした。
ご清聴ありがとうございました。